パチンコをするにあたって、守らなければいけないルールがあります。
法律で決められたルールやお店独自のルールなどがあり、知らずに遊んでいると法律に触れて大問題になったり、お店から注意を受けたりして楽しいパチンコが残念な結果になってしまいます。
ここでは代表的なパチンコのルールを紹介しています。
特に初心者の方は戸惑わないように、事前に把握しておきましょう。
法令(風営法)で定められたルール
18歳未満の入店禁止

風営法では「18歳未満の者を営業所に客として立ち入らせてはならない」と明確に記されてます。
これに違反した場合は、40〜180日にも及ぶ営業停止、店舗管理者には1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはこの両方が科せられます。
最悪の場合、系列全ホールで営業許可の取り消しとなります。
但し、18歳未満でもトイレ等の利用は可能なので、スタッフがトイレまでご案内し、用が済み次第出て頂きます。
もちろん、18歳未満の方はパチンコ店で働く事はできません。
20歳未満への酒・たばこの交換禁止

20歳未満のお客様に酒・たばこの交換は法律で禁止されています。
万が一20歳未満らしきお客様が、景品として酒類・たばこ類を希望された場合は、必ず公的身分証明書で年齢を確認する必要があります。
パチンコ店内での飲食は年齢に関わらず禁止です。

店内にはお客様がくつろげる休憩場所が設けられているホールが多いので、食事を取りたい場合には休憩場所を利用しましょう。
玉やメダルの持ち出し・持ち込み禁止

パチンコ店の玉やメダルを店外に持って帰ったり、違うパチンコ店の玉やメダルを使用して遊ぶ事は禁止されています。
貸し出す遊技料金は?
遊技料金は国家公安委員会より、貸し出す金額が決められています。
◆スロット 1枚 ➡ 20円
パチンコ店の営業時間

営業時間は各都道府県により決められています。
風営法の規制上、深夜0時までに閉店しなければならないほか、都道府県単位で条例により営業時間が制限されています。
例えば東京都では条例により、午後11時から翌日の午前10時までの営業が認められない為、「午前10時開店・午後11時閉店」の13時間営業が一般的となってます。
たばこを吸いながら遊技はできない

2020年4月より改正健康増進法の施行に伴い、店内でたばこが吸えなくなりました。
条件を満たせば加熱式たばこは吸いながら遊技ができるお店もありますが、現状は紙巻きたばこを吸いながらパチンコ・スロットをする事はできません。
たばこを吸う方は店内の喫煙専用スペースの場所を確認しておきましょう。
喫煙で台を離れる場合にはお店によってシステムが違いますので、必ずスタッフに確認しましょう。
パチンコ店の禁止行為
低貸しコーナーの玉やメダルでレートの違う遊技台で遊ぶ

1円パチンコの玉を持って4円パチンコの台で遊ぶ事は禁止されています。
1円パチンコで借りた玉は1円パチンコで遊びましょう。もちろん4円パチンコで借りた玉は4円パチンココーナーで利用します。スロットも同様です。
違うレートで玉・メダルで遊ぶとお店側のデータですぐ分かるので、台を移動する時には違うレートのコーナーに持ち込まないように注意しましょう。
台をゆすったり・叩いたり・引っ張ったり

遊技台をゆすったり・叩いたり・引っ張るなどの行為は禁止されています。
台の演出でつい、ゆすったり叩いたりしたくなる時がありますが、落ち着いて遊技しましょう。
万が一、台を傷つかせてしまったり破損させてしまう事があれば、お店側に弁償ということになり、悪質な場合には警察沙汰になる事もあります。
遊技台のハンドル固定

パチンコ台のハンドルを固定して遊技する事は、法律で禁止されています。
長時間打っていると手首が疲れてきて、ハンドルを固定したくなりますけどね。
お店のスタッフから注意をされますよ。
なぜ「固定してはダメ」なのか。解釈はいろいろありますが
パチンコ台は「遊技」をする事が目的なので、ハンドルを固定して玉を発射する状態だと、打ち方を調整する事ができない事になるので「遊技」されている状態ではないと解釈されます。
お店側から注意を受けたり、最悪の場合は出入り禁止となる事もありますので注意しましょう。
遊技台は一人一台

遊技台はお一人様一台となっております。二台、三台の掛け持ち遊技は禁止されてます。
長時間による複数台の掛け持ちは禁止されてます。スタッフや周りのお客様はよく見ていますので、注意されないように気を付けましょう。
パチンコ店でのマナー
マスクはきちんと着用する

パチンコ店内ではあまりおしゃべりする事がないのでマスクを外す機会はあまりありません。しかし、飲み物を飲みながら遊技をする事は多いので、飲み物を飲んだらすぐにマスクを着用しましょう。
パチンコ店のお客様もいろいろな方がみえます。マスクを着用する際にはきちんと鼻まで覆うように着用しましょう。
人の打っている台をジロジロ見ない

店内にいると「当たるか当たらないか」台の演出が気になる台を見かける事が多いですが、打っている側としてはジロジロ見られると、あまりいい気分ではありません。
お互いに気遣いながら遊技をしましょうね!