パチンコってギャンブルなんだよね?
答えはNOです。
パチンコは法律上ギャンブルとしては認められていません。「三店方式」というカラクリで娯楽産業の一つにあたります。
ここでは、パチンコのカラクリを分かりやすく紹介します。
パチンコ店の「三店方式」とは?
まず、三店方式の「三店」とは、
「パチンコ店」
「景品交換所」
「景品卸業者」
の「三店」を言います。
この三店で景品を循環させる事で、パチンコ店から遊技客へ直接現金を提供する事を防ぎ、またパチンコ店と景品交換所との直接の売買も防いでいます。
①「パチンコ店」→「景品交換所」
パチンコ店でお客様が出玉と交換した景品(特殊景品)を、「景品交換所」で景品(特殊景品)を買い取ってもらいます。
②「景品交換所」→「景品卸業者」
お客様から買い取った景品(特殊景品)を「景品卸業者」に売ります。
③「景品卸業者」→「パチンコ店」
パチンコ店に景品(特殊景品)を卸します。景品卸業者からパチンコ店が景品(特殊景品)を仕入れる、という事です。
こうする事でパチンコ店と交換所は直接関与していない事になるので、カード景品を違法に触れることなく、お金に換える事ができます。
ナゾ① パチンコ店は交換所と無関係なの?
パチンコ店と景品交換所は、特殊景品について客や景品卸業者を介在しており、パチンコ店と景品交換所は無関係であるという建前になっています。
パチンコ店の近くにある古物商が、特殊景品の買取を行っているだけ、という解釈なので「無関係」です。
ナゾ② お客様に交換所の場所を聞かれたら?
お客様からパチンコ店で出玉と交換したカード景品を「交換する場所はどこか?」と尋ねられる事があります。
しかし、パチンコ店は換金行為に関与してはいけないので、換金所・換金率に関しては直接お客様に教える事はできません。
なので、お客様から換金場所を尋ねられた場合には答える事ができないので、「他のお客様はあちらの方から出られています」とか「カード景品を持ってあちらに向かわれます」などで示す事しかできません。
ナゾ③ 特殊景品ってどんなモノ?
パチンコ店で出玉と交換する際にもらう「特殊」な「景品」。
地域によって異なりますが、主にプラスチックケースの中に金地金などが入っているモノや、シャーペンの芯やボールペンなどの地域もあります。
関東方面では1,000円単位・500円単位が主流で、九州や四国方面だと5,000円・1,000円・200円の3種類が主流となってます。
交換所での交換期限はありませんので後日交換できます。但し、交換所によってはパチンコ店でもらう「交換明細書」が必要な場合や、当日限りのところもあるので注意しましょう。